第5章.電子署名
1.公的個人認証について
公的個人認証サービスとは、インターネットを通じて安全・確実な行政手続き等を行うために、
他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされていないことを確認するための機能を
全国どこに住んでいる人に対しても提供するものです。
この公的個人認証サービスを利用することによって、ご自宅や職場などのパソコンから様々な行政手続き等を
行うことができます。
【公的個人認証を利用して電子申請をするには】
公的個人認証を利用して電子申請を行うには、事前に電子証明書が記録されたマイナンバーカード(ICカード)と
ICカードリーダライタをご用意ください。
※具体的な内容は次のサイトを参照してください。
公的個人認証サービス:https://www.jpki.go.jp/
2.商業登記について
商業登記に基づく電子証明書とは、法人団体がインターネットを利用して安全・確実な電子商取引または行政手続き等を
行うために、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされていないことを確認することを目的に
法務省が発行しているものです。
【商業登記を利用して電子申請をするには】
商業登記を利用して電子申請をするには、事前に法務省から商業登記に基づく証明書を発行していただく必要があります。
※具体的な内容は次のサイトを参照してください。
商業登記に基づく証明書:http://www.moj.go.jp/ONLINE/CERTIFICATION/
3.電子署名手続きの申込の流れについて
電子署名が必要な手続きの申込みは以下の流れで行います。
(1) 電子署名環境の確認
使用パソコンにおいて、電子署名環境が整っているかどうかの確認を行います。
「5.2.1 電子署名環境の確認」を参照。
(2) 電子証明書を用いて署名
電子署名環境が整っている場合は、申込入力画面に従って必要な入力を行い、マイナンバーカードの電子証明書または
商業登記の電子証明書を用いて電子署名して申し込みます。
「5.2.2 公的個人認証による証明書の電子署名」、または
「5.2.3 商業登記に基づく証明書の電子署名」を参照。