昨年から猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、私たちの日常を大きく変化させています。そしてそれは少子高齢や人口減少と相まって、私たちのこれからの暮らし、生き方、地域や住民自治のあり方を問いかけています。
公民館は戦後荒廃した人々の暮らしや地域を、住民自らの力により新たな形で復興していくための機関として誕生しました。今の社会の現状に照らし合わせていくとするなら、まさにこの公民館の機能や役割をもう一度紐解き、一貫して受け継がれてきたその理念を、今の暮らしと社会に活かしていくことはできないか、ということ考え、実践していくことが必要です。
この講座は、公民館をこれからの社会に活かすには何が必要か、今の公民館に何が足りないのか、その上に立ってあらためて公民館の理念をどう生かしていくかということを学び、共有し、実践に結ぶために開催します。
第1回 1/18(火)松本市公民館のこれまで~歴史的意義と受け継いできた理念~
第2回 2/16(水)地域づくりと公民館~モデル地区の取組みを通した地縁組織との関係~
第3回 3/1(火)デジタル化と公民館~テーマ型コミュニティとの関係~
第4回 3/22(火)<特別講座>地域共生社会と公民館~多世代参画型地域共生コミュニティモデル事業報告会~