斎宮歴史博物館では、「くらしと伝承」をテーマに歴史講座を開催しています。
　第３回は、「伊勢参詣曼荼羅をよみとく－図像解釈と縁起・伝承－」と題し実施します。
ぜひご参加ください。

１　開催日時
　　令和５年２月１８日(土)　１３時３０分～１５時３０分（受付・開場１２時３０分～）
２　会場
　　斎宮歴史博物館　講堂
３　講師
　　千枝　大志（ちえだ　だいし）さん（同朋大学仏教文化研究所　所員）
４　定員
　　６０名　※定員を超えた場合は抽選となります。
５　参加費
　　無料

○講師からひと言
　曼荼羅は仏や悟りの境地を一定の形式で図示した宗教画です。しかし、参詣曼荼羅はそれとは異なり、寺社の勧進に用いられた中近世移行期の庶民信仰絵画のことです。
　伊勢参詣曼荼羅もその一種であり、伊勢信仰の伝道役の伊勢御師同様、宗教活動を展開した 伊勢の山伏が檀家に伊勢神宮への参拝を誘発させるために使った参宮斡旋用の絵解きツールです。
　絵には、伊勢神宮やその門前町がいかに御利益のある聖地であるかを解くために縁起などの情報が図像化されています。
　本講座ではそのような伊勢参詣曼荼羅の絵解きから伊勢をめぐる生活の様相や伝承を探ります。

<お申込みされる方へ>
応募は、お一人様１件とさせていただきます。
また、１申請につき１名様の応募とさせていただきます。
１つのお申し込みで複数名様のお申し込みはできませんので、ご注意ください。

応募結果は、２月１０日（金）頃に発信・発送の予定です。
※お使いいただいているメールの受信設定等によっては、結果通知のメールが届かないことがあります。２月１４日以降になっても結果通知のメールが届かない場合は、お手数ですが、博物館までお問い合わせをいただきますようお願いいたします。

新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、内容の変更やイベントを中止する場合があります。