肝炎は国内最大級の感染症で、適切な治療を行わないまま放置すると肝硬変や肝がん等重篤な病態へと進行する恐れのある疾患です。そのため、早期発見・早期治療が最大の課題となっていますが、栃木県内においても、肝炎ウイルスキャリアであることを知らずに適切な治療を受けていない方が多く存在すると考えられています。その対策として栃木県は、肝炎ウイルス検査の受検を推奨し、検査陽性者を適切な治療へ導くためのアドバイスを行うとともに、肝疾患患者やその家族の相談を受けることのできる専門知識を持つ「肝疾患コーディネーター」を養成しております(現在1,001名が認定)。この肝疾患コーディネーターを養成することを目的として、第9回研修会を開催します。
◇受講対象者◇
・医師、薬剤師、看護師等の医療従事者
・保健師等の保健所又は市町の肝炎対策担当者
・産業医等の企業又は団体の健康管理担当者
・肝炎患者又はその家族、その他肝炎の予防及び肝炎患者の支援の推進に意欲を有する方
◇募集人数◇ 100名程度
◇受 講 料◇ 無料
◇開催日時◇ 令和5(2023)年10月15日(日) 10時から15時
◇開催場所◇ 栃木県総合文化センター 特別会議室(宇都宮市本町1-8)